[読売新聞(요미우리 신문)] 映画「7番房の奇跡」に出演パク・シネ…父への愛 感じるままに : http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/cinema/cnews/20140110-OYT8T00697.htm
父子の情愛を描き、韓国本国で大ヒットした「7番房の奇跡」。
殺人の罪に問われた知的障害を抱える父ヨングと、囚人らに助けてもらい、刑務所にいる父と会う娘イェスン。
成長し、法学生となったイェスン役で、出番は少ないが、印象深い演技を見せる。
「シナリオを何度も読むだけでなく、撮影現場で子供時代のイェスンを演じる子役の演技を注意深く観察しました。
そして、いろいろなことを想像しながら、大人になったイェスンの心情をつかもうとしました」
愛する父への思いがにじみでる場面では、「気持ちを作っていくという状態ではなかった」と振り返る。
「本当に自分が感じるままに表現したといった方が近い。感情を無理に盛り上げると不自然になるけど、この場面ではそうならなかった」
10代前半から活躍し、テレビドラマ「美男<イケメン>ですね」などで人気スターになるが、映画出演は本作が4本目。
「映画が大ヒットして、多くの人に愛されて本当に良かった」と喜ぶ一方で、本作への出演は「多くのことを学ぶつもりで臨んだ」と明かす。「ドラマでは主演を務めたが、映画館に足を運んでもらうだけの力は不足している。
『7番房――』という作品を通じて、そのような力を身につけたいと思った」
キャリアは長いが、「まだまだ自分には足りない部分が多い」と謙虚だ。
「10年という月日を費やしているのにもかかわらず、もっともっとって欲張りになる。女優をやっているときりがないですね」
「7番房の奇跡」は25日から公開。
(2014年1月15日 読売新聞)